北の地方のかにと比べると、身の甘味とうま味が濃厚なのが特長で、特に胸部の身とみその味わいは格別。雌は冬から春にかけて甲羅の中に内子が詰まり、特に美味しい。料理する場合は、茹でるよりも蒸した方が味が逃げないのでよい。購入の際は、必ず生きた新鮮なもの、持って重量感のあるものを選ぶのがコツ。
【体長】15-25cm(殻幅)
【流通】活魚
【水揚時期】6月~11月(天然)、4~5月(養殖)
【旬】4月~6月、10~11月(メス)、9月~11月(オス)
【料理方法】茹でがに、蒸しがに、味噌汁、鍋もの など
【漁法】刺し網、かご、養殖
【水揚量(天草全体)】61トン(天然) ( H16農林水産統計)
【水揚地域】天然:天草市(本渡、有明町)、上天草市(大矢野町、姫戸町、松島町)など
養殖:上天草市(大矢野町、姫戸町)
【栄養成分】タウリン、キチン・キトサン