体長は10センチ足らず、銀色の縦じまが美しい魚である。しょうがを添えた刺身や寿司は新鮮なうちにしか味わえない食べ方であるが、天草の飲食店ではよく出てくる。旬の春～夏には卵を抱えており格別の味わいである。頭や骨は軟らかく、煮付けや唐揚げでは丸ごと食べることができるのでカルシウムをたくさん摂ることができる。塩を振っ
た新鮮なきびなごを金網で焼く「プス焼き」は天草の名物料理となっている。

【体長】約10cm
【流通】鮮魚　
【水揚時期】5月～12月
【旬】5月～8月
【料理方法】刺身、煮付け、唐揚げ、塩焼き、干物 など
【漁法】棒受け網、流し網、刺し網 など
【水揚量（天草全体）】469トン（ H18漁協聞き取り）
【水揚地域】天草市（牛深町）
【栄養成分】カルシウム