身は癖が少なく上品な味。「あらい」はすずきを凌ぐほど美味と言われる。刺身は、皮付きのままの皮面を軽く炙った「焼き切り」が地元での食べ方である。身を開いて一夜干しにするのもよい。背びれ、腹びれ、尻びれには毒があるので刺されないように注意。皮と内臓に磯臭さがあり、好き嫌いが別れる魚なので、臭いが気になるなら、皮と内臓を取り除いて調理するのがよい。さばく際は苦みのある胆のうを破らないようにするのがコツ。
【体長】25-40cm
【流通】活魚、鮮魚
【水揚時期】周年
【旬】7月~12月
【料理方法】刺身、塩焼き、煮付け、干物 など
【漁法】定置網、刺網、一本釣り など
【水揚量(天草全体)】100トン以上
【水揚地域】天草市(本渡、五和町、天草町、宮野河内、新和町、御所浦町)、苓北町、上天草市(松島町) など