トラフグには及ばないものの、身は十分な弾力があり庶民のフグとして親しまれている。身はやや水分が多いため、ペーパータオルなどにくるみ暫く寝かせて脱水した後に刺身にするとよい。唐揚げや鍋もの、天ぷらにしても美味しく、一夜干しは酒肴にお奨めである。
近縁種に毒を持つドクサバフグがいるが、背中のとげと尾びれで本種と区別できる。
【体長】20-30cm
【流通】鮮魚、ムキふぐ
【水揚時期】9月~翌1月
【旬】10月~翌2月
【料理方法】唐揚げ、刺身、鍋もの、一夜干し など
【漁法】棒受け網、かご、一本釣り
【水揚量(天草全体)】100トン以上
【水揚地域】天草市(牛深町、佐伊津)など